「ズッキーニとパプリカのロースト」は、筋トレや健康志向の食事にぴったりな地中海風のメニュー。この料理は、低カロリーでありながら、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれている。

「ズッキーニとパプリカのロースト」調理方法

ズッキーニとパプリカを適切な大きさにカットし、オリーブオイル、塩、胡椒、ハーブ（例：タイムやオレガノ）で軽く味付けする。200℃のオーブンで約20～25分ほどローストし、表面がこんがりと焼けて、野菜が柔らかくなったら完成。温度や時間は様子をみて調整しよう。

好みに応じて、他の地中海食材（例：フェタチーズ、オリーブ、アーティチョークなど）を加えることで、さらに風味豊かな一皿にアレンジすることができる。

ローストは地中海食ではよくある調理法で、素材の旨味を引き出してくれる。

ワークアウトに適したポイント

ズッキーニはビタミンCやカリウムが豊富で、抗酸化作用が期待できる。パプリカもビタミンCやカロテンが豊富で、筋肉の修復や免疫力の強化に役立つ。

ビタミンやミネラルをしっかりと摂取できるうえ、調理にオリーブオイルを使用することで、健康的な脂肪も同時に摂取可能だ。筋トレ後の食事に最適で、タンパク質を含む主菜（例：鶏胸肉や魚）と組み合わせることで、バランスの取れた食事になる。

ズッキーニの栄養効果をさらに高めるための選び方のポイントをご紹介する。

一般的に、15～20センチ程度のものが味が良く柔らかいことが多い。皮は光沢があり、滑らかで傷やへこみがなく、なるべく真っ直ぐなものが調理もしやすい。

そして同じサイズのズッキーニでも、重さがあるものを選ぼう。水分が豊富で、みずみずしいズッキーニであることが期待できる。

パプリカは色ごとに異なる栄養素を持っており、それぞれの健康効果も様々。赤、黄、グリーンのパプリカの栄養素を色別に紹介する。

ビタミンCが非常に多く含まれており、免疫力の向上や美肌効果が期待できる。その他β-カロテンやリコピンも豊富に含まれており、抗酸化作用が高い。

黄パプリカに多く含まれるルテインは、目の健康に良いとされる抗酸化物質。ビタミンCは赤パプリカほどでは無いが、やはり高い含有量を誇る。

オレンジパプリカは、特にβ-カロテンが豊富で、視力保護や免疫機能の強化に効果的。その他赤や黄にも含まれるビタミンC、ルテインも含んでいる。

パプリカは健康的な筋肉質を維持するための食材に最適。食事にバリエーションを持たせるために、色々な色のパプリカをバランスよく取り入れると良いだろう。