地中海料理のひとつ、「タコのガリシア風」は高タンパクで低カロリーなタコをメインにジャガイモ、オリーブオイルと合わせたメニュー。
ヘルシーなタンパク質だけでなく、筋肉増強にメリットのある栄養素を充実して摂ることができる。
タパス定番のタコ料理
「タコのガリシア風」はスペインではタパスの定番メニューである。地元のバルで味わえるガリシア料理で「ポルボ・フェイラ」とも呼ばれている。
レシピは銅の鍋でタコを一時間ほど沸騰させカットしオリーブオイルで飾り、岩塩やスモークしたパプリカを振るシンプルな料理。大抵は茹でたジャガイモが添えられる。
筋肉増強のためのタコの栄養メリット
メイン素材のタコはカロリーと脂肪が少ない割に、栄養価は高めで筋肉にとってのメリットは盛り沢山。順にあげてみよう。
タンパク質‥コレステロールが低めでヘルシーな筋肉の材料になる。
アミノ酸‥タウリンが多く筋肉の疲労を回復し、コンデションを良くする。
ミネラル‥銅や亜鉛など筋肉の合成をサポートする。
ビタミンA‥筋肉を合成するためのタンパク質の合成をサポート。
ビタミンB‥タンパク質の代謝を助ける栄養素。
ビタミンC‥抗酸化作用でフリーラジカルによる損傷から筋肉細胞を守る。
その他、タコには筋肉痛を軽減するオメガ3や全身に酸素を供給する鉄も含まれる。
筋トレ後の栄養補給にもベストなメニュー
タコと一緒に添えられるジャガイモは脂質が0なのでとてもヘルシー。
豊富なタンパク質とあわせて、素早いエネルギーの補給をするために、筋トレ後の食事にしても良い。
さらに使用するオリーブオイルはタンパク質の合成と筋トレによる筋肉の回復をアップする。
「タコのガリシア風」は、健康的な筋肉を維持するメリットが多い地中海食メニューだ。
「タコのガリシア風」動画